2013年11月19日火曜日

・前日の予想から。
予想したのは、オランダ2-0日本でした。守備の面で日本は、自分の想像を越さなかったという事が残念です。
前日の練習で、ブルーノ・マルティンス・インディ(Feyenoord)が故障し離脱した事もあって、CBのコンビが違った事も残念。
最も残念だった点は、ナイジェル・デ・ヨング(AC Milan)を後半に交代させたという事。2-1で折り返した事は事実ですが。
SAMURAI BLUE(日本代表) 2-2(1-2、1-0)オランダ代表
ポイントは、2-2の結果で、今の日本代表の位置がわかるのか?
・「それに、どうせ来年のワールドカップ本番でもフィジカル、技術、経験など各方面で日本より格上というチームとの対戦は避けて通れません。」
日本代表である、ザックの手記を読む人はそう多くない。日本代表の真のリスクは、アウェイでの戦いを経験しない事。国内で、なんとなく勝ち星を重ねる事。だと言う。
ザックは、ひいた守備をして守って守って1点を取って勝つというスタイルを嫌う…というより好んでいない。その戦いが、2-2という結果で今の日本代表が監督とともにどこの位置にいて、どの方向に向かって進んでいるのか、理解する上では重要な気がした。

・「我々が勝つのは大抵、試合が面白くなった時です。」
20人程度の集まりがあり、前日のオランダと日本の試合が面白かったかと聞いてみた。ほぼ全ての人が面白かったと答えた。相手の力量や、こちら側の選手交代による運動量の低下を無視してだが。
ザック自身が、10月の遠征時に自分は「試合の意味を選手にうまく伝えきれていなかったせい」と反省をしていて、今回と違った点は、大きく、そこなのではないのかと思う。
選手の起用法という事もあるかもしれないが、調子のいい選手が出るのは当たり前の事だし、結果を出したという点を考えれば、よく見て起用しているとは思う。

・一つだけ気になるのは「守備に関しては大きなトラブルはありません」という言葉。
今回の試合で、2失点。10月の遠征時にこの言葉を言っているのだが、2失点という結果で守備の限界というより…何かが見えていないか?という点。日本より格上の相手と対戦は避けられないと思っていて、対策が見つからないとなると…一番の不安点かもしれない。

今回、ザックの手記と共に試合を振り返ってみたが、明日の試合が楽しみになった。面白い試合をしてくれないと、朝から怒る人が…いないことを願う。

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